1997-05-15 第140回国会 参議院 法務委員会 第9号
○参考人(伊藤邦雄君) 今御質問の件について言申し上げたいと思いますが、株価の上下動の要因というのがわかれば、私も全財産を証券市場に全部つぎ込みたいと思いますが、これはもちろんわからないと言った方が正確だろうと思います。 今、江頭先生も言われたように、マクロ要因でかなり動くと思います。当然、為替で動いたりしますが、傾向としてはいわゆるファンダメンタルズということで、企業の業績を織り込んだ形で日本の
○参考人(伊藤邦雄君) 今御質問の件について言申し上げたいと思いますが、株価の上下動の要因というのがわかれば、私も全財産を証券市場に全部つぎ込みたいと思いますが、これはもちろんわからないと言った方が正確だろうと思います。 今、江頭先生も言われたように、マクロ要因でかなり動くと思います。当然、為替で動いたりしますが、傾向としてはいわゆるファンダメンタルズということで、企業の業績を織り込んだ形で日本の
○参考人(伊藤邦雄君) 塩崎委員からは情報開示の御質問がありましたが、その前の最初の、私は法制審のメンバーではありませんから、それについて発言できる立場にはありませんが、今私は証券取引審議会の総合部会に入っておりまして、六月に中間報告をまとめる予定で、きょうも日経新聞に一部出ておりました。 新しいやり方であったんではないかなというように思いますのは、大変印象的だったのは、第一回目に、要するに議題を
○参考人(伊藤邦雄君) 伊藤でございます。 ただいま江頭先生が本法案の作成に至るプロセスについて述べられましたので、私は重複を避けて、それについては一切触れません。 まず、この法案に関します私の感想といいましょうか、基本的評価について述べさせていただきたいと思います。 まず第一に、これは長年の懸案であったと言ってよかろうかと思いますが、ストックオプションへの道が事実上開かれて、さらに株式消却の